血管と神経は対になって増えていることを接骨院の柔道整復師に教わったことがあります。
血管が増えると、血管のそばに添う形で神経線維も増えるそうで、痛みのある場所には細かい異常な血管が増えてしまうこともある話です。
接骨院では、アキレス腱炎やテニス肘などのスポーツの痛みを診てくれますが、神経線維という血管が異常に増えているから痛みが長引くともいわれています。
アキレス腱は通常、血管が少ない場所なのに、治療をしても痛みが長引くならば、新しい血管が作られているかもしれません。
接骨院は骨を診るだけでなく、神経も診ます。
じわじわと絶えず脳に信号を送る神経線維の異常を見逃しません。
ちなみに、アキレス腱炎の場合、小さな血管が沢山できるようで、とある研究チームによれば、乳酸濃度が高いことが判明しています。
乳酸は低酸素の時に作られる痛みの原因物質で、低酸素であれば酸素を供給するために身体は新しい血管を作ることになり、結果、長引く痛みを引き起こすといいます。